本日のお仕事:2018/11/23 マスタークロックのお届け

三連休初日、本日のお仕事
お届けに伺います。

デジタルファイル再生の音質を大きく左右する要素の一つは
基準となるクロックの精度です。

特にサンプリング周波数が高くなるハイレゾ再生時には
避けて通れない関門です。

ざっくり簡単に説明すると
オーディオ用外部クロックには二通りの物があります。
・マスタークロック(10MHz)
・ワードクロック(44.1kHzなど音源サンプリング周波数と同じ物)

共に、内蔵クロックより精度の高い物を使用して音質の向上を狙うものですが、
ワードクロックは音質向上以外に、CDトランスポートとD/Aコンバーターのクロックを
同期させる意味合いから導入が始まった歴史があります。
送出側と受信側が別々な精度のクロックで動作することは良い結果にならない事は
簡単に想像出来ると思います。

マスタークロックは、このワードクロック信号を生成する大元の信号発生器です。
音源のサンプリング周波数が高くなればなるほど、この精度にも高い物が求められます。

この精度が、再生音の音場や定位、音像サイズや透明感などに影響を与えます。

外部マスター/ワードクロック入力端子付機器をお持ちの方は、
是非一度、ご体験いただく事をお勧め致します。

ご自宅での試聴も承っております。
お気軽にお問い合わせ下さい。


Cantabile Audio Blog

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